kobayashi kenji atelier
シマカンスゲ

2004.04.01 シマカンスゲ

シマカンスゲが日の目を見るのは10ヶ月ぶりにもなる。周囲の常緑のシダ類の葉にスッポリと包まれてしまい、シダの葉を刈らないとシマカンスゲは見れないという始末です。いわゆるディープシェードで風通しも悪い過酷な環境を強いられているが、久しぶりに見る姿は実に元気そうだし、ちゃんとたくさんの花穂をつけている。全くのノーメンテナンスでゆっくりゆっくりと育ち立派な株になってきた。
植物の手入れは日常的に施しているのだが、ついつい世話が焼けるものたちばかり気になってしまい、手間のかからないこのシマカンスゲには無精になっていたようだ。考えてみれば、この庭の先住者で、あちこちに今でも芽を出すオオバイノモトソウやタチシノブより、たまたま通り掛った園芸店で見つけた7.5cmポット苗から、5年以上かかって丸い大きな株に育ち、一年を通して安定した常緑のすがすがしい葉を広げるシマカンスゲの方が、はるかに希少ではないか。
一念発起。
シマカンスゲは相当の暗い日陰にも耐え、とても元気に育つ。という記録を残しまして、今年はまわりのシダたちを移植します。
※手前はゲジゲジシダ