東村山のソーラータウン八国山
全9棟で作る街並みのうち、この秋までに4棟の造園が進んで昨日で一段落。
街の風景を支える素材のひとつが木曽石です。
多孔質でブツブツしてたり独特の風合いのある自然の石は、それぞれに個性があり、各扉へのアプローチと、各棟に数石づつ配した立ち上った石が、ぬくもりのある杉板張りの建築と共鳴し、アクセントとなり、街並みにリズムを作り出していきます。
年明けの造園工事に向けて、次の一棟の計画が進行中。
★★★★★
KOBAYASHI KENJI ATELIER
Instagramでも仕事の情報配信をはじめました。
↓
https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/
先週より、ソーラータウン八国山の造園工事が始まりました。
今春は2つの家の庭作り。
ラフなプランを描きながら考えはじめて、
模型を作りながら新しく生まれる風景を検証して、
実際に使う材料を選んで(3号棟のヤマモミジと4号棟のアオハダ)、
いよいよ現場でアドリブを加えながら仕上げていきます。
スケッチよりも模型よりも実際の風景は殊更に輝きます。
八国山緑地のほど近く、東村山の相羽建設設計施工の新しい街並み「ソーラータウン八国山」の造園計画を進めています。
八国山の裾野、雑木林につながるようなモミジ類を中心にした雑木の庭。
自然素材で作られる建築と共に、ぬくもりの感じられる街並みになるように、
1/100の模型を作りながら、小人になって模型の中を歩きながらデザインをまとめています。
↑各住戸のアプローチ・前庭に設える、木曽石の石畳・景石、コンクリート洗い出しの駐車場のための模型パーツ。それらを、実際の雰囲気を探りながら試しに並べています。
↑自然石(木曽石)の景石、子供が座れるぐらいの高さの石を各住戸のアプローチに配しながら、それが街並みにリズムとオリジナリティーをもたらすような要素になるよう配石を検討中。
そして、植栽して仕上げていくイメージが、見えてきています!
既存の風景の中に織り込まれ、新しく生まれる街並み。
ここが出来る事によって、この辺りの住環境が更に昇華されるような、そんなプロジェクトにしたいと思います。
2棟の建築工事が着工し、造園も春の一期工事に向けた準備を始めました。
今年もまた、楽しみな春がやってきます。