小林賢二のしごと

Garden, Landscape/2代目 好日の庭

ドウダンツツジの木の下で
2019年04月12日


好日の庭のドウダンツツジ。私がここに来る数十年前から育っていた木。
越してきた頃は、木々にギロチンチョップ的な剪定がされていて、これを気の利いた形に復活させるのが当初からの課題でした。
ドウダンは、3m程の高さがある古木だったので、一先ず上方は健やかに伸ばし、下枝を整理して下に空間を作るように仕立てたら、ドウダンの花を下から眺められるような面白い居場所と景色が生まれました。

長い年月がかかっての仕様ですが、庭は、手付かずの自然とは違う、楽しみ方・世界があるのだと思います。

春めく
2019年03月15日


3月に入り、新しい造園現場と住まい手さんとの出会いが増えています。
久々にのんびりと過ごしたアトリエの庭では、
早咲の枝垂れ梅に続いて、遅咲きの梅が咲き、
紅白の椿が咲き、
沈丁花が咲き、
雪柳や日向水木も一気に咲きはじめて、
ソワソワしてきました。
いつもの3月の心持ち。

朝の光景
2018年09月29日


   
昨日の朝アトリエに来ると、庭に無造作に置いてある白御影石に、今まで見たことのない仄かなスポットライトが当たっていました。
毎日のように見ている庭ですが、時折ハッとさせるような景色を浮かべて、飽きることがありません。
   
秋になり、新しい出会いからのプロジェクトがいくつかスタートし、なんだかともていい予感のする朝に遭遇した光景でした。

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