小林賢二のしごと

Garden, Landscape/くにたちの家

しゃがんで眺める庭
2025年06月08日


小泉誠さん設計、相羽建設施工の「くにたちの家」はお引き渡しから2ヶ月過ぎて、着々と住まい手さんによる庭づくりが進んでいました。
   
多肉植物好きの奥さんが描くしゃがんで眺めると広がっている世界は、とても私には作れない世界で、、見ていて飽きません。
石だけ敷いて後は住まい手さんにお任せの庭づくりの仕事も、大いにあっていいと思います。

北の通りに向かって一本だけ植えたナツハゼが順調に芽吹いてくれてました。
ビビビときた小ぶりの筑波石を添えて、一木一石。
ここは今のところ私の世界。

駐車場も庭
2025年03月23日


小泉誠さん設計・相羽建設施工の「くにたちの家」
週明けて竣工を迎えます。
   
間口2.8mの駐車場&アプローチ
リビオブロックに伊勢砂利を入れて、隣地との境界に縁石目的も兼ねて50cmワイド程度で厚みのある野面石を並べて歩くスペースをデザインしました。車を置くととても狭くなりますが、細い石畳のオリジナリティーのあるアプローチです。
そして石の階段で玄関へ。
この14cmほど上げた1段目が、実は車止めを兼ねています。
   
2年ほど前に、やはり小泉さん設計・相羽建設施工の「いとう家」の駐車場で野面石を車止めに使ったことがありました。

今回も同様の提案をはじめていましたが、石を選んでいる途中のアドリブで一石ではなく一段を車止めにすることを思いついてのプラン修正でした。
アドリブが効いて、その機能が見えないより庭らしい様相が生まれたと思います。


春が来ています。
今日はアトリエの庭からご注文のフキを移植して、ひとまず私の任務完了です。
   
これから多肉植物好きの住まい手さんが、石の隙間に緑を増やして行く予定。
国立のご近所付き合いもあり、コラボレーションは続きます。

片隅
2025年03月02日


アトリエから自転車で10分の、小泉誠さん設計・相羽建設施工のくにたちの家
   
先月より造園工事もはじまって竣工までもうひと息です。
   
日曜の今日、道具を自転車のカゴに積んで、職人のいない現場で西の片隅を自分の庭のようにいじってきました。
お施主さんご家族もやってきて、かわいい、、と好評で甲斐がありました。。

とても些細なスペースですが、通りのアクセントにもなるような楽しげな風景に育っていきそうです。

先週に職人さんたちと石を敷き並べた東のアプローチと、両側の隣地境界を大胆かつ繊細に仕上げていきます。

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