小林賢二のしごと

Landscape art, Sculpture/道草のうつわ

庭のミツバの楽しみ方
2026年08月17日


庭のミツバの楽しみ方が上手くなりました。
   
今年の夏の成果のひとつ。

東が玄関で南に主庭があるアトリエで、ミツバが広がっているのは北の日陰と西の隣家との狭間の路地。
フキとミョウガの収穫と草取りの用以外では日常的には立ち入らないエリアで、ミツバもこぼれ種でよく増えているものの収穫もされず、無駄に広がっていたのが例年でしたが、
今年は室内で楽しむことを覚えました。

「道草の器」と名付けた自作の花器。
道端に生えるスズメノカタビラ、小さめのエノコログサ、イヌタデなんかを、根ごとちょこっと抜いて無造作に入れて楽しむためにつくった器です。
初夏の頃だったか、これに何かを活けようと思い立って近くを散歩してエノコログサを一掴みの他に成果がなく戻ったアトリエで、ミツバでいいか、と今更思いついて入れてみたら、やさしい薄緑色の三つ葉とかろやかな姿と、逆光を透す薄い葉とで、室内に庭のようなゆらぎと光を見せてくれます。

そもそも水耕栽培で育つミツバ。
根ごと入れてるので日持ちはするし、庭のなので道端のより衛生的に多少安心だし、秋の頃まで若葉があるのは知ってるし、いいことだらけの庭のミツバの有効活用でした。
   
▼2017年10月8日:こぼれ種からグランドカバーのように広がります

石のうつわ
2025年12月11日


土の器や石の器を制作して度々個展を開催していたのは、もう10年以上前になるようです。
   
石の器はアトリエの中でドライフラワーなどを活けて生きていますが、
庭づくりの打合せでアトリエに来られたお客さんが興味をもってくれて、久方ぶりに陳列しました。


また創作意欲もわいてきました。
来年は庭石とは別に面白そうな石を物色しはじめそうです。

■石のうつわ■
植物に似合いそうな味のある石を見つけだして、草花を入れた姿を想像しながら、水穴を開けたり、すこしの加工を加えます。
それは、庭のイメージに似合う材料を探して歩く作業と同じで、庭に石を配って植物を添える作業に似ています。

▲撮影:大久保ミケ

子宝草
2024年10月23日


半端ない繁殖力の子宝草(子宝弁慶草)
   
葉の縁に生まれる無数の子株をいくつもの緑入りの器に落としていったら、小さな器ばかり並べた室内の庭の緑量が3倍増になりました。


白根がついて繁殖に向けて準備万端の子株たち、
衝撃的な繁殖方法で、造形です。
放っておくとこぼれ落ちるので、つまみとって他の鉢に移して成り行きを見守っている最中。

多肉植物は徒長させてしまうことが多く、育て方がまだよくわかっていませんが、
移り変わる様子を楽しむのは上手いんです。

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