埼玉の現場が増えてきました。
今日は川越で二つの現場打合せをして、数年通っている氷川神社の状況確認。
アジサイの季節です。
草木の開花の良し悪しに一喜一憂しない、のが植物との楽しい付き合い方のポリシー?だったりもするのですが、アジサイばかりは咲いてナンボ!気になります。
青アジサイを中心に計画した氷川神社の梅雨時の景色。
毎年の花色に一喜一憂しているのも、この現場ならでは、アジサイならではの楽しみですね。
今週は川越、氷川神社参道の並びに生まれる新施設の造園中、
晴れやかで、光も風も清々しい現場です。
清潔感のある建築に、あっさりと、さっぱりとしながらも個性が光る2本のヤマモミジ、
当初は株立ちの1本の計画でしたが、建築中の現場を見てから一本立ちのヤマモミジを加えました。
そして足元は、街道・参道から続く木曽石とアジサイの道。
●氷川の杜-衣裳美容棟
建築設計:守山登建築研究所
下の3枚は4年前の3月、参道の造園改修中の記録、
街の風景づくりに継続して関わらせて頂いています。
大切なまち、貴重なしごとになりました。
今日は川越氷川神社
今月末に造園予定の現場打合せの折、造園させて頂いたいくつかの庭の状況確認もしてきました。
撮ったのは、それぞれの場の趣をつくっている石のデザイン。
冬は石の季節。
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参道から境内西の上尾街道まで、木曽石の敷石と景石で修景し直した道。
多孔質でブツブツしてたり独特の風合いの木曽石が、昔からこうであったかのような落ち着いた風景を生み出しています。
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那智黒玉石と大磯砂利で水辺のイメージを描いた、昨年末に造園したての「婚礼御用部」の庭
キレイに手入れされて、みずみずしい空気が感じられました。
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造園から早いもので4年目の冬になる「旭舎文庫」
黒御影の舗石と砕石を敷いた通り側と、相木石と伊勢砂利を敷いた奥の庭と、表と奥で趣を違えた石の風景。
神社の紙垂(しで)をちょっと意識して並べた二つの石は、表と奥の標(しめ)でもあります。