小林賢二のしごと

Garden, Landscape/渋谷区*広尾の庭

現場納め
2018年12月24日


   
今年最後の現場仕事は先週末、2年ほど前からお世話になっている広尾の御屋敷の庭のメンテナンスでした。
常緑樹中心の昔ながらの庭ですが、今夏の猛暑や、暖かさが秋まで残ったせいか、枝葉の伸びが例年以上に勢いがあったようです。
イロハモミジの紅葉の良さに、ホッとします。
   

   
↑こちらはアトリエの庭に何株か芽吹いていたイロハモミジ。
これも紅葉が良さそうなので、鉢に移して育てようかと思っていたのですが、早、今年も残すところ1週間になっていました。
残っている提案業務をこなしつつ、なんとか自分の庭のメンテナンスまでは終わらせないと。。

庭の手入れ
2017年12月12日


   
先週末は、都内にあるお屋敷の庭の手入れに通ってました。
クロマツに、モッコクやモチノキ、昔は庭木の王とも呼ばれた常緑樹を中心にした、おそらく江戸の風情を色濃く残している庭。
大木の手入れは職人の知恵と技術に頼っての作業ですが、生い茂る木々の枝葉を払って光と空間を生みだすのも、庭のデザインの仕事だということを実感している大切な現場です。
   

広尾 其の二
2017年02月19日


昨日までの三日間、広尾にあるお屋敷の庭の手入れをしてきました。
高い所に登って技を発揮してくれるのは私でなく、頼りになる職人の皆さんです。
現場の表で通りすがる人の8割ぐらいは異国の皆さん、という広尾の高台。異国の皆さんが住んでいるのはモダンな材料で設えられたモダンな住居、だと思いますが、こちらは歴史と伝統を感じる木造建築と織りなす庭。建築と庭のリニューアルが進行中です。
元々あった庭の姿を手入れ作業を通して確かめながら、その先のポッカリと空いたスペースに新しい庭空間をつくりだす、という興味深く、なかなか得難い楽しみなプロジェクトが年内完成を目指してはじまっています。

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