
私の発信でとても出番の多い「つむじのシロモジ」
高さ5mぐらいに育ってきました。
酷暑の中さほど葉の痛みもなく元気そうなのは、直射時間が適度に短いここの環境のおかげですが、
陽がよく当たる上の方を見上げると、シロモジの特徴の3裂する切れ込みのある葉が見当たらず、クロモジのような楕円の葉がほとんどでした。
3裂するのが普通で稀に楕円形が混じる、という認識でしたが、枝先がこれだけ楕円だらけなのは、暑すぎて面倒くさくてこうなった、、と思えてならない暑さです。

日陰の枝では、ほとんど3烈。

夏の終わりには冬芽(花芽と葉芽)の準備ができているのも、このクロモジ属の仲間の特徴。
これに気づく頃は秋の気配で、黄葉して落葉する前、という記憶でもありましたが、まだまだ真夏の気配おさまらず、植物の生き方も変わっていくのか、耐えられるのか??心配になる猛暑です。

他の木々もほぼほぼ元気そうですが、日当たりのエリアでは枯れ枝も見かける今日のつむじでした。

10年経って、もう十分根付いたと思っている庭でも、水やりをしてあげないと植物がもたない夏になっています。
例年の夏は放ったらかしだったアトリエの庭も、今年は週一程度で水やりをしています。

昨日の午後に立ち寄ったつむじ
梅雨はどこへやらの6月とは思えない暑さが続いています。
これから7月中旬まで、夏前の造園工事を3現場渡り歩きますが、
さほど広くない庭での酷暑に耐える植栽計画に四苦八苦している昨今、暑さに強い木のありがたさを感じずにはおれません。
暑さに強い木は大概旺盛に茂る木で、つむじのような広い庭だと桜も伸び伸びとできて潔いですね。

朝から夕まで燦々と陽が注ぐ南の庭では、大きく育ったサトザクラとジューンベリーが心地いい木陰をつくっています。
つむじの緑と空の青さがきわだつ夏の日でした。

新緑出揃った「つむじ」
半日ほどの手入れに出かけました今日の様子です。
入口のナツハゼの目立たぬ花は七分咲きといったところ

西日に当たりすぎたせいか弱っていたカルミアでしたが、周囲にフィリフェラオーレアの葉が押し寄せたおかげか、復調の兆し

まだまだ咲いてましたツルニチニチソウ

下からはよく見えないヤマボウシ

舎庫の前のシラン

斜めに舎庫へ 〜 この小道にかかる枝葉もちょっと整理しました

コバノズイナ・サライブという品種を初めて知って使ったのがここ

奥の方でひっそりと咲いて、ひっそりと虫に食われていくガマズミ

終わりかけのアジュガと、種を飛ばすオニタビラコ

春の雑草が種を飛ばしまくる季節でもあります!