小林賢二のしごと

Garden, Landscape/東村山市*つむじ

青葉に埋もれてゆく夏
2022年07月14日


戻り梅雨でしっとりとした「つむじの庭」
猛暑の第一弾を乗り切った青葉たちがキレイでした。

ダンコウバイ

マルバノキ

ヤマモミジ

シロモジ

マホニアコンヒューサ

3月に切り戻しておいたヤツデやマホニアコンヒューサが程よく枝葉を茂らせてきました。
程よい大きさに維持するには、こまめな手入れが大事です。

アナベルの緑から真っ白に変わっていく涼しげな花色は、夏になるとまた淡い緑にもどり、枯れてもあじわいのあるドライフラワーの姿は、豪雨にさえあたらなければ春まで残って景色をつくってくれます。
   

パクる
2022年04月17日


新緑さわやかな中、白のハナミズキとピンクのサトザクラが咲き揃うつむじの春。
   
実はこれ、私の通勤路にあった団地にある花の景を毎春見ていて、いつかどこかで使おう(パクろう)と思っていた組合せでした。
   
▼国立富士見台団地(10年ぐらい前の春)

どちらも大きく育つ木なので、小さな住宅の庭では提案し難かったのですが、広い「つむじの庭」計画の機会を得て、つむじ(辻)のシンボルに十字に見える花をもつハナミズキを入口にと思いついて、あ、ここで実現しちゃおうと、、その先にサトザクラ(寒山)を入れた次第。

観察して真似る。
庭づくりの大事な手引だと思います。

花びらを塩漬けして桜湯に使うのがこのサトザクラ「寒山」
「食」をテーマにした「つむじの庭」に植えたもう一つの理由です。

足下でも色々な春が進んでいました。


春うらら
2022年03月27日


あっという間に世間の桜が咲きそろいはじめました。
今日はつむじで半日ほどの手入れ。
常緑低木の強めの剪定が主目的でしたが、落葉の花木たちがらんらんと、そわそわと動きだしています。

竣工時はヒョロッとした苗木だったユスラウメが、ようやくそれらしいほんわかとした姿に育ってたくさんの花をヒラヒラと咲かせていました。

トサミズキとヒュウガミズキも今が盛り

舎庫へのアプローチを彩るダンコウバイ
アブラチャン、クロモジ、シロモジも黄色の小花を咲かせ始めています。


リキュウバイは咲き始めですが、きっとあっという間に咲きそろうでしょう。

ブルーベリーも早いのは咲き始め、
ジューンベリー、ハナミズキ、サトザクラらは、世間のソメイヨシノが終わった頃の開花に向かって目を膨らませていました。

ヒトリシズカちゃんたちも。

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