小林賢二のしごと

News

ミズキ
2015年10月18日

mizuki
高さ10〜20mに育つ落葉高木。
ミズキの名は、早春に切ると水のような樹液がでるから。おそらく水を好み、この辺りのハケでも大木を見かけます。
国立市はもともと谷保村。谷保とは「湿地帯の多い台地」を意味する言葉との事で、多摩川に向うエリアでは稲作も行われています。昔は盛んだったのでしょう。
さて、このミズキ。
おそらくそっちのほうから種を鳥が運んできて庭の片隅に生まれました。
ミズキだとわかるのに4年ぐらいかかった事と、
幼木の頃の新芽は殊の外美しかった事を記して、
残念ながら庭で育てる勇気がないので、伐採です。

とても小さな庭
2015年10月17日

hachi
自作の器に底穴をあけて、植物を植えはじめました。
器と似合う植物を探す・選ぶ作業と、植物と似合う器を選ぶ・作る作業と。
それは、構想した庭に相応しい植物を探す作業と同じで、お気に入りの木を活かすように周囲をデザインする作業と同じです。
とっても小さな庭作り。
とてつもなく楽しいしごとが、またひとつ増えました。
   
11月13日からはじまる「造園家小林賢二のしごと」展でも展示します。
facebookページ→ [造園家 小林賢二のしごと]
ギャラリーのhp→ http://watermark-arts.com/

墓地地鎮祭
2015年10月16日

15(木)は栃木佐野。墓地工事開始に際しての地鎮祭に出席しました。
jichinsai
お墓での地鎮祭は必ず行われるものではありませんが、こちらは神道のお墓で、神主さんが来られて土地の神様を鎮め、敷地を清めて、工事の無事を祈ります。
二坪に満たないほどの土地と向き合う、貴重な数十分の体験でした。
神道のお墓のデザインも始めての経験です。墓ではなく「奥都城(おくつき)」と書いたり、線香ではなく榊を備えたり、神道ならではの形式を習いながらもモダンでシンプルな墓所を提案させて頂きました。
2ヶ月ほどで完成の予定。
ishiharake

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