
ビヨウヤナギを覚えたのは確か30年ぐらい前、国立の大学通りの車道と自転車レーンを分ける花壇(プランター)。病虫害もなく丈夫な性質から公共の緑地に需要が高まった頃でしょう。
刈り込んで仕立てられた不細工な姿と大げさな花と、よくない第一印象でしたが、知らない草木は挿し木で育てて覚えるのが習性だったので、今も庭で咲いてます。
150種類以上の植物を入れた東村山の「つむじ」では舎庫の裏、好みでないので奥の方に植えたのですが、ひっそりと木漏れ日を浴びて気持ち良さそうに輝いてました。日陰気味のところで花数少なく楚々とした姿が似合うのかもしれません。


久々にビヨウヤナギのことを考えていたら、
庭の手入れに通っている広尾のお屋敷の裏手に、実生で芽生えたのでしょう、擁壁の隙間に根をおろして育つ丈夫さ全開のど根性ビヨウヤナギを見つけました。
刈り込まないで、楚々と育つような環境が相応しい。
ただの好みですけど、、ビヨウヤナギの魅力再発見の昨日今日。


新緑出揃った先週の「つむじ」
サトザクラとヤマモミジの枝葉がグッとボリュームを増しています。
造園から6年、グッと太い根をおろしたのでしょう。
伊礼智さん設計のi-worksも、小泉誠さん設計の舎庫も、緑の中に埋もれはじめました。
望まれた風景だと思います。





初夏のような陽気だった5月6日
奥まった舎庫の庭に入れば避暑地のような風も感じられました。

ソメイヨシノと同じ頃に満開になる「つむじ」のリキュウバイ、
清楚な花をたくさん咲かせて、この下で昼呑みしたいような春の陽気でした。
花の時期以外があまりパッとしないのと、手入れをしないと乱れやすいこともあり私の植栽計画では出番の少ない木なのですが、つむじのここはリキュウバイで大正解、といつも納得の春なのです。



建物の裏手の通路沿い、ジャマな枝を間引くような整枝剪定を毎年施しています。
とはいえ高木になる木ではないので、そんなに面倒な作業ではありません。
それさえ欠かさなければ、病虫害も少なく、茶人にも好まれる白花を毎春楽しめます。

こちらは新緑が出揃ってきたシロモジ、
春らしい光が増えてきました。