小林賢二のしごと

News

アオダモの肌は牛っぽい
2021年01月16日



なんと、今日が今年最初の外出(市外へ)でした。
今年最初の材料踏査。
   
来月造園工事のソーラータウン八国山の一棟、
主要な材料は昨年のうちに取り揃えてあったのですが、今日は細かい材料の取りまとめ。
丑年っぽいと思って撮ったアオダモ、ソーラータウン八国山にも何株か入れてますが、今回は関係ありません。。
   
   
朝陽だけ当たる東の窓辺に選んだクロモジ。
引越し後の最初の早春の風景を楽しんでもらえるように、葉芽も花芽も多いのを選りすぐり。

やはり西陽の当たらない東の庭に常緑のシャクナゲ。
住まい手さんから白花希望のリクエストがあり、いいのに出会えてホッと。

ソーラータウン八国山の風景を作る大切な素材の一つが木曽石。
アポローチに敷く石を、一つ一つ手にとって選んできました。

去年の10月に選んでおいた、この庭の主力のイロハモミジ。

   

これも今回の仕事と関係ありませんが、最近使うことが減ったサザンカがキレイでした。
   
来週から造園現場がうごきだします。
仕事中に植物の四季折々の移り変わりを楽しめる造園屋の特権を遺憾無く発揮して、
今年も楽しい庭づくりでどなたかの役に立てれば、、と思いました。

初庭仕事
2021年01月05日


もう使わないだろう御影石のサンプル(ピンコロ)をグラデーションに並べ直して、
初庭仕事
   
冬晴が続いた年末年始でした。
明日から本格始動。
今年も、些細な工夫を積み重ねて、精進してまいります。

国立で年末年始
2021年01月01日

上田に帰らなかったのは何年ぶりだろう、久々に国立で年を越しました。
自宅の柚子(ハナユ)とコバノズイナ。
   
10年くらい前の台風で、けっこう太い幹が折れて一部裂けたユズでしたが、接着剤で繋いで固定しておいたら難を逃れて無事に生き延びています。
物置の目隠しに立てたウッドフェンスと、奥を緩やかに遮蔽しながらゲートのような役割も担わせて、大雑把な手入れを施しながら味のある庭の一コマになってきました。
   
小さな一株をアトリエの庭から移植したコバノズイナでしたが、根茎を横に伸ばして広がる性質を生かして、数年かけて建築のコーナー3m巾ぐらいを覆うように成長してきました。
こんな育ち方をする植物の代表選手として、この春に出版予定の監修協力している庭の本に自宅のコバノズイナも載ることに。感慨深いです。
   
庭をつくる楽しみも、経年して増す味わいも、興味は尽きることがありません。
   
我が家に来て30年近くなる家内担当のテーブルヤシも、いつのまにかテーブルには収まらないサイズに成長していました。

PAGE TOP