小春日和が続きます。
こんな季節に現場を進めたいと、そわそわする中、、今日は年末造園工事で使う材料の洗い出しをしていました。
埼玉新座の普光明寺。関本竜太さん設計の寺務棟に納めるイロハモミジ。
選んでおいたのは夏ですが、紅葉の見事さを確認して、早く納めたいと、そわそわが増します。
12月に相羽建設の2件の住宅造園工事があります。
初旬に伊礼智さん設計の浜田山の住宅。中旬にお施主さんと相羽建設が協同で設計した武蔵境の住宅。
庭の骨格を作る主要な高木は、他の造園屋に取られないように、、相応しいものをなるべく早めに決めたいと常々お願いしており、既に確保済みだったのですが、今日は脇を固める低木や石を洗い出すように選んできました。
センリョウ
ブルーベリー
クロモジ
アロニア
伊勢御影の水鉢
飛石に使う相木石
ナンテン
それぞれの秋。
一樹一石、仕上がる風景を想像しながら探すのが大切な仕事で、庭づくりの醍醐味かもしれません。
楽しい小春日和の一日でした。
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川越に一週間ほど通った造園工事が昨日で納まりました。
10年ぐらい手付かずだった庭のリノベーション。
人間の手付かずでも、もちろん生きてる植物の手入れを今春に強めに施して、この年末の竣工に向けて段取ったのが功を奏したと思います。再生した庭の出発として良い表情に仕上がりました。
常緑中心の昔ながらの庭に、落葉樹を加えて柔らかさを足し。元々あった三波石の飛石を並べ直して、元々は本来の大磯砂利だったか、、新しく大磯砂利を足し。京都と那智の黒石を新しい庭のデザインのために加えています。
仄かに違う植物の色と石の色と、四季折々、雨の日も晴れの日も楽しく迎え入れる風景に育っていけばと。
どっさり育っていたハランも、枯れた葉を間引けば美しい光を見せてくれます。
飛石は自分の並びに変えないと気がすまず。
那智黒玉石と大磯砂利のエッジに選んだ京都の黒石。一番気を使った、この庭のディテール。
新しく生まれる氷川神社「婚礼御用部」。結婚式の相談のための施設です。もうじき落葉してしまいますが、ハート型の葉っぱのマルバノキをアプローチのアイストップに入れました。
早朝人気のない川越のまち。電車と歩きで通う私ならではの楽しみです。
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「つむじ」の秋がはじまっています。
どうだ・・と言わんばかりのドウダンツツジの紅葉
モミジ、サクラ、ハナミズキ、ヤマボウシ、アオダモ、アオハダ、アズキナシ、、たくさんの高木が育っている「つむじ」ですが、シンボルツリーは?といえば、様々な視線の焦点で低くとも悠々と構えるこのドウダンツツジなんです。
そして、ダンコウバイの黄葉が効いています。
蚊がいないのと、過ごしやすい気温なのと、秋晴れであることによるのですが、、
日が暮れるまで庭にいたくなる。
秋の光を浴びてキラキラ輝く草木の様子を見ていて飽きることがありません。
ブルーベリーもこれから真っ赤に染まります。
常緑の緑葉もキラキラ。
これからサトザクラやヤマモミジが色づきそうで、そわそわする春のように秋の模様も移り変わっていきます。
本格的な秋模様は、まだまだこれからの「つむじの庭」です。
因みに、造園したての五年前の様子↓
https://kobayashi-atelier.com/news/2105
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