小林賢二のしごと

News

鑑賞の春
2016年04月03日

yuka
一昨日は身内(従妹)の写真を見に浅草へ。黒いチャラい2人は超身内。
最終日駆け込みでした。
昨日は、国立のWATERMARK arts and craftsさんでの松尾一朝展におジャマして、呑んできました。
こちらは、10日(日)まで。
http://watermark-arts.com/
ittyou
有意義な余暇を過せて、新学期、心機一転、がんばります。

つむじのリキュウバイ
2016年03月29日

rikyubai
サクラも賑やかになってきました。
今日は東村山、相羽建設さんの「つむじ」で最後の造園仕上げに向けた現場再確認という名目のもと、春の陽気にも誘われて様子見に出かけました。
咲いていたのはトサミズキ、ヒュウガミズキ、ダンコウバイ、アブラチャンの黄色い小花、シロモジ、クロモジもそろそろです。好んで植えたものたちですが早春の中低木は黄色い花を咲かすものが多いように思います。
そんな中、ユキヤナギともう一点、リキュウバイが清々しい白花を開き始めていました。
中国原産で日本に入ったのは明治の終りとのこと、利休梅の名ですが、千利休が好んだわけではないようです。茶花にも好まれる花は新緑によく似合う清楚な白で、世の中サクラばかりでうるさく感じられたとき、ひっそりと立つリキュウバイの花姿はホッとできるヒューマンスケールの春の景色だと思います。

ビンカミノール
2016年03月29日

vinca
ヤマブキ、ユキノシタとともに好日の庭の第一期生。自宅から移植した二つかみほどの株がそこら中に広がりメインのグランドカバーになっている。ビンカミノールの丈夫で手間いらずな性質を書き始めると、宮沢賢治氏の「雨ニモ負ケズ」が思い浮かんできた。
  
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体をもち、欲はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている。
すこしの土とすこしの水で育ち、あらゆる雑草を入れずによく茂って常緑で、そして大きくはなりすぎず、建物の陰の一番の日陰の砕石の大地に居て、東に玄関前の隙間があれば行って可愛く花を咲かせ、西に植木鉢の隙間があれば行って根を下ろし、南に日溜まりの大地があれば行って一足先に花を咲かせ、北に野草が顔を出す大地があれば、俺たちは似合わないからやめろと言い、、、
   
そういうグランドカバー。
   
2007.04.11 記 元祖好日の庭にて

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