小林賢二のしごと

草木観察

ソメイヨシノ
2026年04月01日


ソメイヨシノが咲くころ花粉症の症状が悪化する、と数年前からうそぶいてました。
どこに行ってもソメイヨシノが多すぎて苦手な感じがあったのと、人混みが苦手なのとで、特殊なアレルギーが出てきたかと思ったりして。
私のまち国立市も桜並木の大学通りから桜通りまで、この花のシーズンだけ人が増えて近寄りたくない季節です。
   
ただ、ソメイヨシノの花が特段嫌いなわけではなく、、飽きない花色、群になっても嫌味のない花色はこの木ならではとつくづく思います。
てんぐ巣病に強いと代わって植えられ始めた神代曙(ジンダイアケボノ)のやや濃い花色に覆われる春の景色はどうなっちゃうんだろう??と心配なくらい。
   
写真は自宅近くの緑地、国立で一番好きなソメイヨシノがある風景。
このあたりに暮らして35年くらい経ちますが、管理されている方々のお力と、花の季節も滞留しないみんなの良心によって、いつ来ても静かに楽しめる空間が維持されています。

雑木林の中でこの季節だけ主役になる桜が見え隠れする様子と、近づいて体験する桜の花、
色々な時間が織りなす空間体験を楽しめて、勉強もさせてもらってるありがたい場所です。

▼去年の暮れ

▼2017年4月12日

いよいよはじまる
2026年03月29日


近所にも多い桜たちも眺めながら散歩の朝
写真は川沿いの緑道に育っている桜「陽光」でしょうか、住宅の前庭としてほどよい感じ。海外のガーデン雑誌に出てきそう。。
   
ソメイヨシノが満開になる季節は、多くの落葉樹、常緑樹、草木の若葉が一斉に吹き出る季節、
桜に気を取られて見逃さないようにと毎春思うのと、人混みが苦手な私はこちらを楽しむのもいつもの習癖です。
   
●出かける前に撮った自宅のアセビ、花に続いて出てくる新緑がより春らしく輝きます。

●川沿いのシダレヤナギの新緑も、この時期見逃したくない美しさ。

●春の雑木林で異色を放つ銀鼠の芽吹き。正体はこのコナラの若葉。
薄紅と薄緑が混ざる葉に生える銀色の産毛が陽光に輝き、独創的な新緑の景色を見せてくれます。

●林床のアオキ

●小さなアトリエの庭に来れば、足元で庭の一年がいよいよはじまる感じの景色があちこちに。

ヒトリシズカ


アマドコロ


クサソテツ


●ケヤキの新緑もサクラに気を取られて見逃しがちな春の美しい光景だと思います。

そんな近場の3月の終わり。

たまに植えたくなる、ムスカリ
2026年03月24日


昔の庭の写真です。
   
ハナニラとのコンビが似合ってました。
スイセンやチューリップとの相性もよく、他を引き立てる脇役もこなせば、一面ムスカリの景色も難なく引き受けてくれる、そんな花でしょうか。
   
黄色い蝶とも似合ってました。

下北沢での現場打合せの帰り、駐車場の目地いっぱいに咲きほこるムスカリたちに足が止まりました。
   
これを避けて出し入れしてるのか、
春だけ動かさないのか?

きっと、後者です。

花の楽しみだけの草花は、さほどには造園工事の材料に含めないのですが、
スイセンとともに、たまに隠し味で入れたくなる球根植物です。

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