小林賢二のしごと

好日の庭(アトリエの庭)

秋晴の好日の庭
2022年10月31日


今週は造園現場無しウィーク。
次の課題をのんびり考えはじめながら、久々に好日の庭に密着。
   
苗木を植えて2年経つユーカリポポラス、
あっという間に3mを超えていて、この先どうするかの我が庭の課題を残しながら、
この秋、はじめてユーカリポポラスを他人の庭に勧めました

庭のあちこちで増殖しているホトトギス、
蕾から花後までの形の変遷の面白さがたまりません

秋の終わりは倒れながら咲くシュウメイギクも、たまりません

アメリカロウバイは秋に存在感を増してきます

ニラのタネ、これも秋の彩り

玄関前で、ずいぶん長いこと赤いままのナツハゼ

実生で出てきた小さなヤマブキの粗野な姿が、私作の庭にやさしさを加えています

オオブタクサ
2022年09月10日


夏の初めから現れた(気がついた)見知らぬ野草でした。
伸びがよく、すぐに1mを超え2mに達し、3mに届きそうになるまで放っておいたのは、どんな花をつけるか興味があったので。
どうやらこれで開花のようで、久々に野草の本を取り出して調べたところ。
オオブタクサ。
庭で間近に観察するのがはじめてだったようです。
   
北アメリカ原産で戦後日本に入った帰化植物、大陸育ちのでかい草です。
増えても困るので、写真に残してから伐採したところ、花粉が鼻の粘膜にやってきます。。
調べてよかった。


オオブタクサが生え出たところに、何か木を植えてもいいかも。
と、気づかせてくれた夏の終わり。

サボテンは、サボテン
2022年08月22日


それぞれに名前がついてましたが、覚えられません。。
サボテンはどれも「サボテン」という名が一番しっくりきます。
   
サボテンや多肉植物は小さい器に入れておくと成長もゆっくりのようで、
植物に似合いそうな自作の器と組み合わせて楽しんでいます。
それは、構想した庭に相応しい植物を探す作業と同じで、お気に入りの木を活かすように周囲をデザインする作業に似ています。






器がスレンダーだと、サボテンもスレンダーに育つみたい。


暑さと蚊で、真夏は庭への意識が薄れるのが私の習性。
そろそろ夏も終わりでしょうか。

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