小林賢二のしごと

軽井沢

軽井沢の庭・21.05.31
2021年06月04日


造園から2年経ちました、軽井沢の庭。
周囲の環境(借景)が見事すぎて、どこを造園したのかと聞かれそうな風景なんですが、、
よく馴染んで、より魅力的になっているとすれば、造園の力もあるのでしょう。。
   
*建築設計:田中敏溥建築設計事務所+横山設計室+久保敦史建築設計事務所

軽井沢の自然の植生に習ったクサソテツやオニシダ


フイリミツバも夏涼しい軽井沢に合ってるようです

ここは「信州の住文化を創造する」フォレストコーポレーションさんのオフィス棟と居住棟(別荘モデルハウス)が一体となった施設。
こんな自然の中のオフィスを推奨する展示場、若いスタッフの皆さんが浅間石のテラスで打合せ中でした。人が生き生きと映える庭の景色は、何より造園屋冥利に尽きます。
   
浅間石、相木石、鉄平石、長野県産の石たちが庭を支えています。


長野県産
2019年12月24日


   
長野県上田市の生まれ育ちなのですが、
今年は長野県の仕事のご縁が増えた年でした。嬉しいです。
長野県産の石を弧を描くように並べる風景を構想中で、今日は石を探しに長野へ。昨日が雪だったようで、折悪しくというか、ギリギリセーフというか、いくつかの石を選んできましたが、雪が積もって見れなかった石はまた後日に行く予定。
来春に向けて楽しみなプロジェクトが目白押しです。
   


   
帰りに立ち寄った軽井沢の庭も雪景色でした。
   

軽井沢の庭
2019年10月24日

今春より進めていた軽井沢の造園現場がひと段落し、一昨日は建主のフォレストコーポレーションさんに招かれて、竣工した施設での宴と一泊体験を楽しませて頂きました。
建築家田中敏溥さんに声をかけて頂いたプロジェクト。別荘のモデルハウスでもある居住棟とオフィス棟が一体となった建築です。
軽井沢ならではの素材と使い慣れた素材を織り交ぜて、二つの棟に向かうアプローチから、様々な居場所と移り変わる景色を建築と共同しながら作っています。
東京に比べ一足早い秋の景色が出迎えてくれて、いつまで居ても飽きない、庭の始まりの姿に満足しながら現地を後にしました。軽井沢の気候の中でどんな経年変化をしていくか、来年以降も楽しみで仕方ありません。







企業の研修施設にもなるような目的で作られている大きなダイニングキッチンで、フォレストコーポレーションの皆さんと、建築設計の田中さん中村さん久保さんと、みんなでエプロンをして調理して食事。素敵な趣向で楽しいひと時でした。

   
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KOBAYASHI KENJI ATELIER
Instagramでも仕事の情報配信をはじめました。

https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/

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