一昨日のこと、
旧友のアーティストから、「信州の青木村に来ている」と珍しい久々な電話がありました。
てっきり、何かのついでに私の作品を見てくれているのかと思ったら、そうではなかった模様、、、
道の駅の前の大きな公園に私の彫刻がある、と言ったら、
ちょうど道の駅にいる!おお、あるある!いいねえ!!
という事で、私的には奇遇に悦びながら撮影をお願いした次第。
下記が制作コンセプトですが、
無事に育っている様子が伝わってくる写真を受け取りました。
嬉しいです。
ありがとう、島立。
●Growing Triangle
信州青木村にオープンした「ふるさと公園あおき」。そのエントランスゾーンに制作したモニュメント。
仲良くおんぶしている様子に見えたり、力を合せて進んで行く姿に見えたり、見る角度によって変る、どこかヒューマニックなユニークな表情を湛え、伸びやかに天に向う青い彫刻です。
青木三山、大法寺三重塔…青木村で見かける美しい三角にインスパイアされて構想しました。
青木の大らかな自然に抱かれて、移ろう季節と陽光の中で、みなさんに親しまれながら過してくれたらと思っています。優しい春風を一番に感じられるように、
14(土)、信州青木村の「ふるさと公園あおき」の開園記念式典に出席し、制作したモニュメントの除幕もさせて頂きました。
あいにくの寒空でしたが、たくさんの方々で賑わい盛大なオープンとなり、嬉しく楽しい一日。昨日、東京に戻る朝に立ち寄った公園で小雨に濡れた作品も、しっとりとした風景の中に調和し、快晴の日とは違う渋い趣も想像以上に素晴らしく、安心しての帰路につきました。
旅する人が思わずふり返るほど美しく「見返りの塔」とも呼ばれる国宝国宝大法寺三重塔に、すこしでも近づくような歳月を重ねてくれればと願っています。
信州青木村で工事が進んでいます「ふるさと公園あおき」
昨日、公園の入口正面にモニュメントの設置をしてきました。
これから全体の修景工事が更に進められて、今年の11月14日に公園のオープンとモニュメントの除幕が行われます。
作品の右側に見えるのが夫神岳、素直な三角形状の美しい山です。また、この山と十観山、子檀嶺岳の3つの山が昔から「青木三山」と呼ばれ村の人々から愛されています。そして、公園の近くにある国宝大法寺三重塔。これら青木村で見かける美しい三角たちから喚起された作品です。
小高い丘に優雅に立つ塔は、旅する人が思わずふり返るほど美しく「見返りの塔」とも呼ばれてきました。
周囲の風光と調和し、さまざまな角度から眺めて美しい三重塔の姿は、このモニュメントのデザインの大きな指針になっています。
三重塔の入り口付近の参道にズラリと並ぶ羅漢石像も見逃せません。
面白い表情に出会えます。