
「空間を考えるデザイナーが考える空間のための遊び」
たしか、そんな課題でした。
20代前半、剣持デザイン研究所でインテリアデザイン業務に携わりながら夜間に桑沢デザイン研究所スペースデザイン科に通っていた時、授業の課題に答えたアイデアを卒業後にブラッシュアップした小作です。
ギャラリーでのグループ展に出品して、はじめて作家として作品を買って頂けたのがこれでした。
アトリエの奥で眠っていた1つが、現場スタッフ大場さんのリビングで生きかえって、3人の娘さんたちが遊んでくれているようです。
お正月バージョンということで。うれしいです。

鑑賞するだけでなく「遊びながら飾ることを楽しむ」というコンセプトの元にデザインした壁掛け。
空間の気分転換に、一年の中の晴と褻の演出に、生活の中で使われることによって始めて完成する作品です。
「SQUARE BEAT」といいます、
桑田バンドが「スキップ・ビート」をうたっていた頃。
紅白の桑田さんもよかったなあ。
ずいぶん月日は流れてきましたが、生活の機能から少し離れた遊びの時間と空間づくりを続けられていることに感慨と感謝の気持ちを抱いている正月です。





今年ももう一皮むけるように、地平を広げていこうと思います。

除幕から6年経つ青木村のモニュメント
青木三山、大法寺三重塔…青木村で見かける美しい三角に惹かれて構想した、天に向かって成長する三角▲▲▲
穏やかに佇む朝方から、
多勢の人に集われてる!!幸せそうな昼間の様子まで。
幸せな日曜でした。




▼キレイな三角形の夫神岳(おがみだけ)

▼見返りの塔と言われる、大法寺三重塔

▼秋になると見られる三角形と、子檀嶺岳(こまゆみだけ)


昨年より制作を進めていた、村田製作所みなとみらいイノベーションセンターのランドスケープアートが完成しました。
●花信風
横浜の海、街を彩る木々の華やぎ、そして未来へ向かう〈村田製作所〉と〈みなとみらい〉
平面的には、そよ風に運ばれて流れていくような木々の葉、花びらをモチーフにし、立体的には、未来に向って発進していくような舟の形、
また横から見える緩やかな円弧には波風を感じてもらえるように、このエリアならではの風光に発想の原点をおいて描きはじめたアートシーンです。
「花信風(かしんふう)」という言葉があります。
「花信」は、花が咲いたという知らせの意味で、花が咲いたことを知らせてくれる風のことをいいます。
横浜の街の華やぎを知らせる風がここに吹いてきたり、
花(製品)を咲かせる風が吹いたり、
ここで生まれた花の知らせが風で運ばれていったり。
「花」「信(信頼)」「風」
この場所と作品に相応しい言葉の並びにも感じられ、これを作品名にしました。






Art Direction : WATERMARK arts&crafts
村田製作所みなとみらいイノベーションセンター
庵治石
2021