小林賢二のしごと

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あかがねの風にのって
2014年04月27日

愛媛県新居浜市、駅前広場から市内中心部に向って延びるシンボルロードへのアートワーク設置を先週土曜に完了しました。
別子銅山開坑以来、あかがね(銅)とともに発展してきた新居浜
あかがねの恵み、海風に運ばれた息吹、美しく再生された緑、
新居浜の大地から生まれた光、空気、花、人・・・現在の華やぎ。
石とブロンズ(銅合金)で制作した座って休む事もできるアートシーンです。
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設置工事中、下校途中の小学生たちが興味深そうに立ち寄ってくれました。
座るのを楽しみにしてくれた様子です。小二ぐらいの男の子が「えぇデザインじゃの〜」とおっしゃってくれていました。
作家冥利に尽きます。
「この道が好きだ」と言ってる子もいました。(道冥利に尽きます)
新居浜の子供たちに、親しんでもらえそうです。よかった。
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佇む姿は、となりのトトロ風でもあり。
ここでみんなを待っています。

シラユキゲシ
2014年04月19日

もう10年以上前。元祖好日の庭で、近所のご夫人に分けて頂いた一株が始まりです。
ここに越して4年目。移植したつもりもないのですが、何かの土に付いてきたシラユキゲシが瞬く間に広がっています。
よく増えます。
根茎は浅い所で横に伸びて、抜こうと思えば根っこも一緒に簡単に抜けるので、ドクダミのように始末に困るものではないですが、
花の立ち姿の可憐さが、厄介です。
shirayukigeshi

別子銅山
2014年04月16日

今週始めは、愛媛新居浜市でアートワーク設置の現場打合せをして着工しました。
来週末設置工事です。仕事の写真は月末にアップ予定。
で、新居浜での余暇をアップします。
   
1691年の別子銅山開山から1973年の閉山まで283年間、銅を採掘し、
当時世界有数の産出量を誇った時期もあった日本三大銅山の一つ。銅(あかがね)により発展してきた新居浜市。
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▲東平貯鉱庫跡:重厚な花崗岩造りの貯鉱庫跡です。
周囲の植栽は近年に修景されたものだと思いますが、標高750mの山中に残る天空のまち「東洋のマチュピチュ」とも呼ばれる美しい遺跡です。
▼インクライン(傾斜面を走る軌道)跡に見える今の風景。
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煙害や大災害という、恐らくは先鋭的な公害問題を「鉱山は国土を損する仕事故、国土を護ってゆく仕事をする必要がある。云ひ換ふれば、罪滅ぼしの為に……、それに山林事業が最も適当」という、恐らく当時は先鋭的な英断な英傑の判断による植林事業の成果もあり、緑深い自然の山へと戻った姿が、産業遺構の風景と相俟って私の目を楽しませてくれました。
仕事合間の探索も、この説明も、超駆け足ではありますが…
とても興味深く美しい現在の風景でした。
最盛期には5000人ほどの鉱山関係者と家族が暮らし、娯楽場も学校施設もあり賑わいのあった山のまち。
もう一度ゆっくり探索したいと思います。
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▼展示されているジオラマが、やたらリアルで見応え十分です。
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とても細部に拘る人が多い町だと思ったのは、
ふと気になって立ち寄った民家を改修した焼き鳥屋「古家」さん
写真では伝えづらいのですが、どこを見ても、細部に目を凝らしても一々気が利いてる佇まいでした。
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他にも、お蕎麦屋さんの庭とか、モダンなカフェとか、
恐らく有名なお店なのでしょうけど、丹念な仕事を道すがら楽しんできました。

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