小林賢二のしごと

好日の庭(アトリエの庭)

節分
2017年02月03日


庭のプチ模様替えをはじめました。
錆御影の飛石に添って植えたバーハーバーとウィルトニーが年々増殖し、これをどう活かそうかと考えながら、二年に一回ぐらいこの辺りのアレンジをしています。この作業をする度に、庭は生き物だという実感をもちます。
手前の1本の白御影石、庭の中でもてあまし気味なんですが、これを動かすだけで庭の表情は変り、難しくもあり楽しくもあるのが庭作り、と、やはりその度に思います。
今回は駐車スペースとアプローチを今までより解りやすく仕切ろうと、こんなデザインでしばらく様子を見る事にしました。もうすこし埋めるといいのかも。
あとは、砕石を撒いて邪気を追い払って、節分の作業は完了です。

シダレウメ
2017年02月01日

shidareume
私のアトリエは古い木賃アパートの一階二室。一階の半分をお借りするついでに敷地の半分のスペースに元々植わっていた木々の管理を引き受けて、そこに石と植物を持ち込んで庭として使わせて頂いているのが「好日の庭」。残りの半分は他人の領域なので触らずに過してきたのですが、昨年よりアパート全体の植栽の管理を任されました。
これまでは触れずにいた東の隅のほうにあるシダレウメ。
例年は、便利屋さんのような方々が適当にバサバサと切っていくので、咲いたり咲かなかったりだったシダレウメでしたが、今年はそれらしい姿で咲き誇っています。
放っておいても勝手に育つのが植物ですが、手をかければ期待に応えてくれるのも庭の植物です。
今年はアパートの残り半分もひと味違う風景に変えていければと考えています。
2月になりました。春はすぐそこ。
あちこちから芽吹き始めてソワソワしてくる3月を前に、落ち着いて一年の風景を夢想して準備をするのに大切な時かもしれません。

フイリセキショウ
2017年01月07日

sekisyou
冬は常緑のグランドカバープランツが浮き立つ季節です。
落葉樹の下にあったフッキソウがはっきりとした姿を現し、視線が地面に向うせいか、青々と茂るバーハーバーとコントラスト鮮やかに、明るい葉色のセキショウが輝いてました。
この辺りに植えて7年目になりますが、成長と衰退を繰り返しつつ、ほんの少しだけ領地を広げてきました。次々に増えていくグランドカバーが多い中では、成長がゆっくりで管理の楽な植物です。

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