去年の９月頃、庭の模様替えをした時に、掘りだしたムスカリの球根を錆御影の景石の脇に入れときました。
こんなかわいい小さな景色をイメージはしていましたが、植物の振る舞いは大概、期待以上です。
些細な作業が庭の楽しみを増やします。
入れといてよかった。
　　　
くにたちの桜は三分咲き。

このヒヨドリは、日中かなりの時間をこの庭で過しています。
東京で普通に見られる野鳥ですが、日本や韓国南部に分布が限られて、世界的には珍しい鳥なのだそうです。
仔飼いにすると非常によく慣れ、飼い主を見分けることから平安時代は貴族の間で盛んに飼われた。
・・・とwikipediaに書いてありました。
飼ってはいませんが、最近、私も庭にいる時間が長いせいか、そんな感じです。

好日の庭にジンチョウゲは２本。
日溜まりで1.2m程に成長している１本と、半日陰的な木陰にあるこれ。挿し木で増やして７年目ぐらいです。
ほんの少しの日照条件の違いですが、花期に一週間ほどのズレがあり、３月の長い期間、花と香りを楽しめています。
ジンチョウゲのキリリとした香りが似合う、冷たさの残る春も今日ぐらいまででしょうか。
落葉の中から芽吹く雑草や球根類も出揃いはじめて、街の桜が咲くと春の庭も忙しなくなります。