小林賢二のしごと

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小運搬
2022年09月16日


小運搬とは、トラックが通れない場合や通路が狭小な工事現場で、材料を人力で小分けして運び出すこと。
都会の住宅造園では、この小運搬〈材料の人力搬入〉にエネルギーの半分ぐらいが注がれると思った昨日の現場でした。


職人の皆さんもほとんど腰に持病をかかえていると知った昨日でした。
   
無事に収まるとなんて事はないんですが。


綺麗に仕上がった風景に報われます。
   
相羽建設設計施工の世田谷区経堂の住宅。
私が大学時代に暮らしていた街でした。40年前のことで、様変わりしている駅前の様子に懐かしさもなかったですが、、
建築を学んでいた当時、将来造園の仕事をしているなど想像もしていなかったなあ、という感慨はあります。
   
相羽建設と協働のウッドデッキとウッドフェンスのあるコートガーデン。
だいぶ板についてきた感じです。

東村山の家は3年目
2022年09月12日


ここに来ると水鉢を撮りたくなります。
造園から丸々3年経った東村山*Lさんの家。

訪ねたのは昨日。hpを見返すと去年の今日も訪ねてました。
年に一回ペースでたまたまの機会が続き、住まい手とも庭とも良いコミュニケーションがとれているかもしれません。
環境にあったようで生育旺盛なクロモジの枝葉を、惜しいけど減らして光を増やしましょうか、と話してきました。
来年がまた楽しみです。

練馬の家*一年目の夏
2022年09月11日


昨年の2月に造園した練馬区*Kさんの家。
この夏の様子を建築設計の飯塚豊さん(i+i設計事務所)が送ってくれました。
   
秋から冬に工事して、その後の芽吹きから夏緑の風景を全ての現場の確認することがなかなかかなわず、
順調に育っている様子の便りは何より嬉しいです。

開口をオープンにした時の緑の光の風景と、雪見障子にした時に見える石の風景

北側の一枚の窓ではヒメシャラが季節の移り変わりを写します。

住宅街にあって、ふと息をつけるような小さな雑木林のような風景をイメージした庭づくり。
順調に育ちはじめているようです。

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