小林賢二のしごと

住宅の庭

久喜の家・造園二期工事
2024年03月24日


関本竜太さん(リオタデザイン)建築設計の久喜の家、造園二期工事
   
二期のミッションは、この季節まで待って頂いた芝張りと、たっぷりと設けられた畑エリアの土壌改善と、コケと若干の低木の追加と、旧邸の庭からの草花の移植。


旧邸からは、ショウブ、アヤメ、ノカンゾウ、ギボウシ、シラン、シュウメイギク、ツワブキ、スイセン、スノーフレーク、ハナニラ、その他判別不明な球根、根っこを大量に移植しました。移植に良い時期のも悪い時期のもありますが、概ね根付いてくれそうです。

旧邸から草花と一緒に敷石も移植させて頂いて、畑の景色もグッと良くなりました。
こればかりは、目ざとい私の手柄です。。


畑エリアは、水や空気の流れが良くなるように対策を施しました。

部屋のどこそこから庭を楽しめるのも関本さんの建築ならでは。
落葉樹が芽吹いて芝が青くなる1ヶ月後ぐらいが楽しみな庭です。

現場の個性
2024年03月20日


相羽建設設計施工の所沢の家
   
囲われたスペースでプライベートを確保しながらも、街並みにも緑の景色をと思案していたご夫妻。
その想いに応えて、道半ばで折り曲げるような板塀のデザインをご提案しました。
内と外の各々に有効なスペースが生まれて、外に向けては些細な草木でも道ゆく人を楽しませ、ご家族の行き帰りの風景も豊かになっていくことでしょう。
芽吹きの春を待つばかり。


変形で高低差のある敷地形状にも似合って、この家のチャームポイントになりました。


そして、高低差を活かしてデザインした石敷きが、ここならではの個性に。
   
対話と現場から導き出された答えは、大概うまくいくようです。

久留米の家
2024年02月18日


久留米で、建築設計の伊礼智さんと施工のホームラボさんと協働での庭づくりが始まります。
ラフプランを持って現場確認と打合せに出向いて、その足で現地の材料踏査にご案内いただいて、地元の材料を活かしたデザインにアレンジ。
鉄は熱いうちに打てで、材料の記憶冷めやらぬうちに一気に修正プランをまとめました。
   
地元で手に入る材料を大切に使わせていただきます。

ウッドデッキから見る庭に、先ずは後ろ姿がイケている2本のイロハモミジ。
期待が膨らみます、

耳納連山から採石される耳納石(みのういし)は初耳で初見。


ここならではの庭をつくりたいと思います。

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