小林賢二のしごと

旭舎文庫・25.09.19
2025年09月20日


川越の旭舎文庫
   
めずらしく、昨日は一人で庭の手入れに勤しみました。
手が届く庭だったのと、やりたかったのと、職人さんたちより私の方が時間があったから。

幕末から明治の初め頃に建てられた駄菓子店の閉鎖に伴い川越氷川神社が修復した施設。
郷土案内館・読書館として開館していますが、常時のオープンではないため管理が楽なように植栽の量を絞ってつくった庭。
手入れを施せば造園した時とさほど変わらぬ姿に戻り、当時を懐かしみながらの一人作業でいい時間を過ごせました。

建築外観に合わせた黒い石と砂利の導入部から、中に進むと相木石と伊勢砂利のやさしい風合いが縁側の窓辺を明るくしています。
この当時に出会えた2本の細長い相木石(美富石)がデザインの幅を広げてくれたスペースです。

材料たちとの出会いにも縁を感じた庭づくりでした。
   
奥に入れた一本のヤマモミジが、ちょうどいいアイストップに育ってくれています。
そして、この裏に入れた常緑のソヨゴが表から見えないながらも大事な隠し味になっています。

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