小林賢二のしごと

つむじのリキュウバイ
2016年03月29日

rikyubai
サクラも賑やかになってきました。
今日は東村山、相羽建設さんの「つむじ」で最後の造園仕上げに向けた現場再確認という名目のもと、春の陽気にも誘われて様子見に出かけました。
咲いていたのはトサミズキ、ヒュウガミズキ、ダンコウバイ、アブラチャンの黄色い小花、シロモジ、クロモジもそろそろです。好んで植えたものたちですが早春の中低木は黄色い花を咲かすものが多いように思います。
そんな中、ユキヤナギともう一点、リキュウバイが清々しい白花を開き始めていました。
中国原産で日本に入ったのは明治の終りとのこと、利休梅の名ですが、千利休が好んだわけではないようです。茶花にも好まれる花は新緑によく似合う清楚な白で、世の中サクラばかりでうるさく感じられたとき、ひっそりと立つリキュウバイの花姿はホッとできるヒューマンスケールの春の景色だと思います。

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