小林賢二のしごと

浜田山の家
2020年12月19日


伊礼智さん設計、相羽建設施工の建替二世帯住宅。先週の現場、5日通って仕上げてきました。
春に既存の庭の現調に出かけて、元々あった石や植物をなるべく残して使いましょうと、住まい手さんと話して始まった庭づくりでした。
味のある樹形の白梅と二階窓まで届くトサミズキをそのまま残し、移植できそうな低木と下草を私の庭で半年養生して、たくさんの石を現場の隅に積み重ねといてもらって。
ラフなプランだけ描いて、石の使い方は現場でのアドリブ。新しく持ち込んだ植物と石と、庭の歴史が織り成して生まれた新しい庭。
そして、植栽計画の最後に選んだ軒下のナンテンが、昭和を感じさせる建築の佇まいにバッチリ似合いました。


▲私的にお気に入りの、軒下のナンテン

▲新しく持ち込んだ伊勢御影の水鉢と、元々あった味わい深い姿の石灯籠と白梅。
普段は出来ない、、庭のデザイン

元の庭にあった石を吟味して再利用。
こんな作業が好きなんです。。

◼︎Instagramでも仕事の情報配信をはじめました。

https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/

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