小林賢二のしごと

パクる
2022年04月17日


新緑さわやかな中、白のハナミズキとピンクのサトザクラが咲き揃うつむじの春。
   
実はこれ、私の通勤路にあった団地にある花の景を毎春見ていて、いつかどこかで使おう(パクろう)と思っていた組合せでした。
   
▼国立富士見台団地(10年ぐらい前の春)

どちらも大きく育つ木なので、小さな住宅の庭では提案し難かったのですが、広い「つむじの庭」計画の機会を得て、つむじ(辻)のシンボルに十字に見える花をもつハナミズキを入口にと思いついて、あ、ここで実現しちゃおうと、、その先にサトザクラ(寒山)を入れた次第。

観察して真似る。
庭づくりの大事な手引だと思います。

花びらを塩漬けして桜湯に使うのがこのサトザクラ「寒山」
「食」をテーマにした「つむじの庭」に植えたもう一つの理由です。

足下でも色々な春が進んでいました。


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