小林賢二のしごと

都内3現場
2022年10月15日


引っ越しされて2週間ほどという、先月造園した小平の家におジャマして、住まい手さんと庭の話をしてきました。木々も暮らしぶりも初々しい感じ。
玄関側に植えた二本のアオダモの品よく趣よく、飾りすぎない庭の修景がこの家にとても似合ったように思います。

昼からは杉並で新築造園の打合せ。
小平の家と同様相羽建設施工で、伊礼智さんがシステム設計を行なっているi-worksという家。
   
程よく手入れされているシダレザクラを中心にした既存の庭につながる風景づくり。
西に向いた主庭ゾーンと、木漏れ日の中を歩くようなアプローチと、ゆるく囲って作るプライベートな庭と、
元気に育っているシダレザクラを見ながら現場を歩くと、図面上で考えていたのとは違うメージも湧いてきます。


今日の〆は同じ杉並で新築中の関本竜太さん(リオタデザイン)設計の家。
こちらは極小さな庭のスペースですが、都市型の狭めの家であっても要所に植栽を配するのと、街並みに向けての緑をいつも考えているのが関本さんのいいところ。
通りに面する北の玄関側、ここは西日がほとんど当たらないことを利用した植栽計画が浮かんできます。

年末に向けて、似て非なり、な庭づくりが目白押しになってきました。

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