小林賢二のしごと

木のぬくもり
2022年12月17日


先月に造園工事した稲城の家。
相羽建設の木工事も仕上がり、昨日に造園の手直しもして、引渡しの風景が整いました。

幅広くゆったりとデザインしたアプローチの階段と、ウッドデッキと、それをつなぐ沓脱石と飛石。
けっして広い庭ではないのですが、立体的な回遊性が作られて、時空を感じられる興味深い庭に仕上がりました。

空間をまとめてくれたのは、やさしい木のぬくもりかもしれません。

西陽の当たらない東南に向いた庭で、大きなヤマモミジに、住まい手さんのリクエストだったアオハダも安心して植えられるシチュエーションでした。
マルバノキ、シロモジ、トサミズキ、ヒュウガミズキ、アジサイ、ヤマブキといった落葉樹が新緑と花と秋の彩りで、一年の楽しみを増やしてくれます。

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