小林賢二のしごと

元々ここにあったようなモミジ
2023年11月17日


今週は先月の一期工事に引き続いて、川越の庭づくりの仕上げ。
雄大なケヤキらが育つ既存の林を背景にした、関本竜太さん設計の大きな包容力を感じる住まいです。
   
元々ここに育っていたようなイロハモミジが、風景を粋にまとめてくれました。
「どこから見てもいい」という感想もいただけて何よりでした!


観光農園を営む農家さんの母屋建替えで、
修景と車両動線との仕切りも兼ねた自然石は、高松で吟味して選んだ庵治石たち。
緩やかに空間を仕切りつつ、中間領域としてゲストと共に集える居場所にもなります。

先月に先行工事で進めていた中庭にも、表よりも小ぶりの庵治石を配って草木を加えて仕上がりました。
建築の内と外と、見て飽きない居て飽きない、たくさんの暮らしの風景が生まれそうです。

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