小林賢二のしごと

車をもたない旗竿敷地
2024年06月16日


アトリエから自転車圏内の国分寺の家
   
造園からまもなく一月、
お施主さんの引っ越しが終わったタイミングで本日、庭の草木の説明にうかがってきました。
   
写真に映る砕石敷の右手半分は隣地という旗竿敷地、
けっして広い屋外のスペースではありませんが、車をもたない暮らしだから生まれた庭の景色の移り変わりが心地いい家です。

先ずは、3件の共有スペースから続く砕石敷の中に敷き並べた御影石の古材が、朴訥とした味わいを醸し出しています。
そして、門柱から折れた敷地内には相木石の石畳と飛石で少し色気のある景色に。
木曽石の二つの景石と伊勢御影の水鉢がアクセントになって、変わっていく風景、見て触れて歩いて楽しいここならではの庭が生まれました。

引っ越して早々、お子さんが庭で遊んでる様子とご家族の笑顔に癒されます。
   
いい庭だなあ、と、今日も思いました。。

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