
軽井沢の西寄り「信濃追分」
上田出身の私にとっては郷愁感じる地名です。


地元でガーデニングに関わる仕事をされてる半ば同業の方からのご依頼でした。
私の方で主要な石と若干の植木を整えて、暮らしながら、そして庭で仕事もされながらのんびりとした庭づくりが始まってから一年余り経ったところ。
草花の生産もされているHさん、完成のなさそうな庭の様子は、どこか自分の庭にも似た空気です。

その後につくられた木のベンチや道具置場が庭に温かみを加えていました。
今後は温室計画もあるようです。

そして上田へ。
カメラを持って歩くのが楽しい、いつもの散歩コース。



昔、ランドスケープデザイン事務所に通い始めた20代後半の頃、
「THE KARUIZAWA」というリゾート施設のランドスケープデザインに関わっていたのを思い出しました。
それはそれは面白そうなプロジェクトで、この設計と現場を体験できればどれだけ勉強になるかと胸をおどらせていたのですが、バブルがはじけてプロジェクトも泡となり消えていきました。
ここ最近軽井沢の造園現場が増えてきて、30年後のリベンジで?その時に軽井沢の環境を考えていた経験が今になり役に立っていると思った次第。
それはさておき、
7月に通った軽井沢の山荘は造園から2ヶ月経ちました。


野草や苔に覆われて周囲に溶け込むまでは時間がかかりそうですが、植栽した木々の生育は順調です。
軽井沢の環境の特筆すべきは、初夏の植栽工事後の真夏2ヶ月、水やり管理をしなくても無事に育ってくれるところ。まさにそこが「ザ・軽井沢」
いつまでも避暑地でありますように。。

*建築設計:遊空間設計室(高野保光)

軽井沢の別荘、
夏の工事自粛期間を前に、ひとまず最初の夏の風景をつくってきました。
見渡せば、空高く聳える林の自然の美しさに圧倒されますが、
見下ろせば、計画から工事に至る造園の力も感じられます。


長野県産の相木石と、御影石の古材を混ぜた36段の石のステップ
急斜面でも歩きやすいように、蹴上15cm、踏面も平均50cm前後になるように経路を計画して、移り変わる風景を楽しめるような草木と足元のデザインを考えながら、職人さんたちと一緒に現場でのアドリブに集中しました。


建築まわりの土留めを兼ねた石積みは地元産の浅間石
今回は、いつもの東京の職人さんたちと、地元(東御市)の職人さんたちにも協力を仰いでの造園工事でした。
浅間石は概ねのイメージを地元の職人さんたちに説明してお任せして、私は石のステップに集中できたのが短期決戦でまとめることが出来た大きな要因です。
また頼もしい仲間が増えました。


あとは、軽井沢の野草と苔の自然発生にお願いです。
建築の周囲は、借景というより素晴らしい景色そのものがある環境の中、私は何をしたのか、、というような場面もあちこちですが、
一本でも、造園。


*建築設計:遊空間設計室(高野保光)