
ソメイヨシノと同じ頃に満開になる「つむじ」のリキュウバイ、
清楚な花をたくさん咲かせて、この下で昼呑みしたいような春の陽気でした。
花の時期以外があまりパッとしないのと、手入れをしないと乱れやすいこともあり私の植栽計画では出番の少ない木なのですが、つむじのここはリキュウバイで大正解、といつも納得の春なのです。



建物の裏手の通路沿い、ジャマな枝を間引くような整枝剪定を毎年施しています。
とはいえ高木になる木ではないので、そんなに面倒な作業ではありません。
それさえ欠かさなければ、病虫害も少なく、茶人にも好まれる白花を毎春楽しめます。

こちらは新緑が出揃ってきたシロモジ、
春らしい光が増えてきました。

相羽建設との協働で、築数年経った住宅の庭のリノベーションプロジェクトが増えてきました。
昨日仕上がった東久留米の庭は、真南に向いたフロントガーデン。
駐車のための更地だったところを、ウッドデッキと石敷きのアプローチと一台分の駐車場に振り分けた構成ですが、今までアプローチだった玄関前を駐車スペースに変更して、ウッドデッキの脇に緑に包まれる通路を作る提案をさせて頂きました。


大らかに広げたウッドデッキが庭全体をまとめて、歩く楽しみを加えた緑と石の道のバランスがよく、どこから見てもどこを見ても楽しめる庭になったと思います。
オリーブ、ユズ(ハナユ)、レモンの常緑にジューンベリー、ブルーベリーが並ぶラインナップは朝から夕まで陽が当たる南の庭を好む木ばかり。住まい手さんのご希望をふまえての植栽ですが、近年の東京の熱さ対策にも適応した計画になりました。
下草も、ラベンダー、ローズマリー、ワイルドストロベリー、タイム、バジル、カモミール、イタリアンパセリとハーブを植えて、花と香りと収穫を楽しめるキッチンガーデン。
ウッドデッキでの食事も気持ちよさそうで、収穫もしやすそう。

住まい手さんご希望のユーカリポポラスともう一本のオリーブをコンテナで。

濡れると変わる自然石の表情は水やりを楽しくしてくれます。




今日の現場は久々の都心。
古巣=剣持デザイン研究所のお導きで外苑前へ。
JIA館(建築家会館)のアプローチ、植込みの造園を施してきました。
足の踏み場のない、、これまでの最小面積の造園仕事だったかもしれません。とはいえ、国立競技場に続く通りに気の利いた街角の景色を提供できたと思います。
日照の少ない場所に選んだナツハゼとマルバノキが芽吹く春が楽しみです。
その頃に撮影に。そんな現場があちこちに、ありがたいです。


もう一つ特筆すべきは、、
都心だから?古巣のおかげで照明計画が洒落てます。
