
今週は先月の一期工事に引き続いて、川越の庭づくりの仕上げ。
雄大なケヤキらが育つ既存の林を背景にした、関本竜太さん設計の大きな包容力を感じる住まいです。
元々ここに育っていたようなイロハモミジが、風景を粋にまとめてくれました。
「どこから見てもいい」という感想もいただけて何よりでした!


観光農園を営む農家さんの母屋建替えで、
修景と車両動線との仕切りも兼ねた自然石は、高松で吟味して選んだ庵治石たち。
緩やかに空間を仕切りつつ、中間領域としてゲストと共に集える居場所にもなります。

先月に先行工事で進めていた中庭にも、表よりも小ぶりの庵治石を配って草木を加えて仕上がりました。
建築の内と外と、見て飽きない居て飽きない、たくさんの暮らしの風景が生まれそうです。




昨日は白金台で余時間が生まれて、おそらく30年ぶりぐらいか、庭園美術館に入りました。
美術館に向かう道のりから、程よい手入れの良さが感じられます。

興味があったのは芝庭の手入れ具合、
朝香宮邸時代(昭和初期)から引き継がれた芝庭と、ガーデンファニチャーがたくさん置かれた西洋庭園、
どちらも開放された芝生広場で、たくさんの人たちがくつろいでいました。


高木の日陰になるところや、人が踏み荒らすファニチャーの周りは芝は育っていませんが、おそらく雑草も含めて刈り込みをこまめに行なっているため総体的にキレイな風景が保たれています。
芝の庭の提案に際して、いろいろ参考になるところがありました。

開館40周年記念ということで年末に向けてイベントもあるようです。
今は「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」という会期中で、
館の最上部に設けられたウインターガーデンという屋内の小さな“園”も公開されていました。

「Winter Garden」とは、元々冬の寒さが厳しい北欧や北米において、冬季の植物の生育の場として発展した室内庭園のことを指すそうです。



今年の3月に造園した相模原のuchida建築アトリエ(内田材木店)の庭。
カメラマン撮影の暮らしの風景を送っていただきました。
居場所がたくさんある、人がいて絵になる庭です。

木の箱を組合せたような立体的な面白みを企んだ庭づくり。
ウッドの構成はラフなプランを提案させて頂いて、詳細設計と制作はuchida建築アトリエ(内田材木店)にお任せしています。
楽しいコラボレーションの結果が朗らかな庭に表れていると思います。


庭をつくるとき、植物の量に対して多すぎない石の量にいつも気を配って考えますが、
素材としての木(ウッド)は多すぎても構わないのかもしれません。

丁寧に撮影して頂きました。ありがとうございます。

