小林賢二のしごと

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「果実」のような
2025年11月22日


石本建築事務所設計・長野県立大学の大らかな正面アプローチに、庭のアクセントのように入れた石の彫刻「果実」
5年ぶりに訪ねると、設置した当時と変わらぬ輝きで迎えてくれました。

▼2020年10月、Forward Stroke 奥村浩司さん撮影

この場所に提案するモニュメントの課題に向き合って生まれたかたちが、栗のような、かじった林檎のような「果実」を想起させたのは偶然の産物だったのですが、
幼少の頃から目にしていた信州産の果実そのものや、お菓子の梱包に描かれていた果実たちの記憶がこのかたちを選ばせたのだろうと改めて思った信州滞在でした。
   
石の色は巨峰から


当時のスタディー模型たち

生まれた果実



広大なスペースのへそとして生きるように決めたサイズ直径1.8mの大きな果実。
アトリエの庭にも直径10cmほどの黒御影石の球体を置いてます。
大きな空間と対峙する時も、日頃向き合う小さな庭も、必要なバランス感覚に変わりはないようです。


上田アネックスも紅葉の盛りでした。

アオダモの紅葉
2025年11月14日


アトリエの庭にある一本立のアオダモ
   
朝から夕まで陽が当たる真南の庭で、夏の暑さと闘いながらここに居てもらってますが、
今秋はいつになくキレイな紅葉を見せています。
   
例年の夏は庭を蔑ろにしがちなのですが、
今夏は、さすがに猛暑過ぎて乾きが心配で週一ぐらいでたっぷりと水やりをしていたおかげかもしれません。
   
根付いたと、油断できない東京の夏の熱さになっています。

株元のフイリアマドコロの黄葉もキレイでした。

武蔵野・公園前の家
2025年11月13日


武蔵野中央公園の極近くの、小さな公園の前の家。
やけに公園の多い武蔵野アドレスで、目の前の公園に自然につながる庭づくりのお手伝いがはじまりました。

通りがかりの人が「幹肌がキレイですね〜」と興味をもってくれたアオダモと玄関前から公園に向かって育つヤマモミジを主に、サッパリとしたポケットパークのような前庭です。

南の通り沿いには、家の窓からは見えない、ほぼほぼ道ゆく人たちに向けられた緑のスペース。
ここも公園につながっていく緑の景。


建築計画で概ね出来上がっていたような外部空間の構成ですが、
植栽を施した夕方、住まい手ご夫妻に大いに喜んでいただけて、未来への楽しみを増やす庭の役割を改めて実感することができました。
ありがとうございます。
春に芝張りにうかがいます。



*建築設計:八島建築設計事務所

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