小林賢二のしごと

News

ゆく秋のつむじ、雨やどり後の閃き
2025年11月10日


紅葉が見たくて、東村山のつむじに来ました。
着くと雨が降り出しての曇り空でしたが、粘り勝ちでとびきりの晴れ間がやってきて、いつもより多めのシャッターを押してきました。


ヤマモミジの紅葉のピークは数日前だったかもしれません、間に合った、という感じ。
猛暑との戦い終わってどんな秋の彩りかが気になっていたのですが、キレイな紅葉です。
   
毎年キレイに色づくコハウチワカエデは見頃でした。
赤色にオレンジや黄色が混じる華やぎが、ヤマモミジやこの仲間の見どころです。

シロモジの黄葉も効いてます。
クロモジやシロモジ、ダンコウバイらを好んでいるのは、なんといってもこの秋の彩りのアクセントとして活きるから。


舎庫へのアプローチの変わらぬ構図も、四季折々日々刻々変容する植物と光によってドラマチックに変わる景色を楽しませてくれます。

たくさんの落葉樹に覆われたつむじの紅葉シーズンはまだまだ続きます。
これからサトザクラやサルスベリの紅葉がピークを迎えて、ドウダンツツジの紅葉とアズキナシの黄葉のコンビの美しさも見所の一つ。
是非、今の季節も足をお運びください。


やや久々に武蔵野うどんにも足を運びました。

週末の川越
2025年11月02日


川越氷川神社婚礼御用部
10年以上手付かずだった昔ながらの庭をリノベーションしてから丸5年が経ちました。
元々あった石を再利用しながら手を加えた足元の清潔さや、玄関前の水鉢周りに3本並べたアセビや下草の健やかさに、スタッフの皆さんの愛情を感じます。



結婚式の打合せにお導きする路地庭で、踏石の前に仲良く二つ並べてみた二番石に当時の現場でのアドリブを思い出します。

元々あった石灯籠はそのままに、玉石敷で空間の構成を変えた奥のエリア
神社の方から美しい光が射していました。

これも元々あった茶の木

土曜の川越は、いつもにも増して賑わっていました。


好天の夕方、久しぶりに駅まで歩くと、蔵造りの町並みで縁起のようさそうな行列にも出会えてラッキー。

関東平野に立つ「回廊の家」
2025年11月01日


埼玉県坂戸市、信州の盆地育ちの私には、いかにも関東平野という第一印象でした広がる風景の中に立つ関本竜太さん設計の「回廊の家」と名付けられた住まい。
今週前半、好天の3連チャンに恵まれて造園も無事に完了しています。


光が溢れるリビングのドラマチックな時間と、周囲を巡る風景づくりのお手伝いでした。
リビング・ダイニングから見る大開口には、一番高い(値も背も)アオダモを控えに住まい手さんからのリクエストのミモザがこの空間の主役かもしれません。

玄関側には、スズランノキ、アオダモ、ダンコウバイ、ヤマボウシ、ブルーベリーらと、やはりリクエストをいただいたマユミを入れています。
その名と秋の実の可愛さに興味をもたれたそうで、加えて実の形に面白みがあるツリバナを提案したり、些細なメールのやりとりで進化していった植栽計画になりました。


リビングから望みアクセスする一角には、庵治石の丁場で見つけた自然な形の水鉢を焦点にした小庭。
今後お好きな野草を増やしたりして楽しんでほしいプライベートな庭です。


造園によって息吹が吹き込まれた風景、
通りに向かっては、2本のイロハモミジ、アカシデ、ジューンベリーらも植栽して、成長して小さな林を形成していってほしい10年後にも想いを馳せる風景です。

PAGE TOP