小林賢二のしごと

News

せせらぎのリノベーション
2025年10月12日


先週は信濃追分でどっぷり浸かって6日間、
美し信州建設施工で進んでます、伊礼智さん設計の「標準化住宅」i-works3.0の庭づくりでした。
   
小川が流れ、モミジを中心にした既存の豊かな環境がある敷地、
長年放ったらかしで野草、水草に覆われていた川の元々の姿を確認しながら、大量の地元の浅間石と若干の景石を持ち込んで護岸を改修し、新たな暮らしの風景をつくりはじめています。



▼昨年末の現場調査時の様子

ふだんよりもだいぶ野生味あふれる作業になりました。




i-works3.0は、つむじi-worksの下屋のないタイプです。
回れる家事動線が特徴のひとつですが、回遊できる空間構成に惹かれるところがあるというお話を住まい手さんからうかがって、庭のデザインにも大いに反映してします。

今月末の仕上がり目指してもうひと息、
次の出番は紅葉が盛りの頃になりそうです。


   

黒穂垣の補修
2025年10月05日


川越氷川神社で造園に関わったエリア・施設の手入れを進めています。
   
先日もご紹介した旭舎文庫。
自然素材だけでつくった竹垣の寿命は5〜10年とも、10年前後とも云われますが、造園から8年目のここの黒穂垣も穂先が崩れたり、結びが取れたりといった経過を辿っていました。
▼先月の様子

隣地から伸びる蔓植物が蔓延って湿気によるダメージを増やしていたようです。
平均的な寿命があるとはいえ、長持ちする竹垣もありますので、今回は穂先を補充するのと結びの直しで補修して、出来ればもう7〜8年このまま維持できるように日常の手入れも相談してきました。

近年の猛暑で、アセビの乾燥に対する弱さを実感していますが、
常時管理人のいないこの施設でもアセビが枯れてしまい、代わりにヒメシャリンバイを入れてきました。
こちらは逆に暑さ乾燥への強さを覚えはじめて、出番を増やしている常緑低木です。

自然の草木の振る舞い
2025年10月04日


川越氷川神社の衣装美容棟は造園から4年半。
上尾街道・神社参道から、木曽石でつなげた風景です。
   
一昨年ぐらいから植えた覚えのない木々が目立ち始めていましたが、人の手と違う自然の振る舞いを生かすのが、生き物である庭の楽しみの一つだと思います。
木曽石の際から生え出たコムラサキシキブが何よりいい風情を見せていました。

入口に出てきたのはクスノキ。
放っておけば大木になりますが、枯れるのを覚悟で切り戻しながら数年でも違う風景を楽しむのもありかもしれません。

猛暑で弱りがちなアセビに変わって、入口に常緑の潤いをもたらしてくれています。

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