小林賢二のしごと

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ユーカリポポラス
2022年08月16日


近年、住宅の庭づくりでお客さんからリクエストが多い植物のひとつです。
成長速度が速いのと、大きくなりすぎるのとで、地植えは勧めないと言ってコンテナ入りのものを納めたりしてますが、
自分で育てたことがなかったので経験のために庭に苗木を地植えしたのが2年前。
株立ちだったので自立できずに倒れかけた株を減らしたり、若干の手入れはしながら、3mほどに育ってきました。

オーストラリア原産の異国情緒たっぷりの姿で、在来の植物とは不釣り合いなこと甚だしいですが、
庭にある光のアートと思ってみると、その独創性に羨望もします。



もうしばらく伸ばしてみて、高さを抑えるために芯を止めて、その後の様子の変化と手入れの必要な頻度を観察、考察する予定でしたが、
不釣り合いな庭の景色の中、これを主役にするか無くすかどちらか一択しかないような異質な存在感で、どうしようか思案の夏です。
   
▼2020.09.28

あそこという名で十八で
2022年08月08日


アケミという名で十八で / 千昌夫
   
なぜかこのタイトルが朝から頭から離れなくなってしまった今日、清瀬の「あそこ」に行ってきました。
メロディーは、浮かびません。
   
さて、
小泉誠さんデザインでリノベーションした相羽建設の「あそこ」という名のサロン。
もう2年が経っています。
↓2年前の様子
http://tsumuji.life/blog/k-kobayashi/list/「あそこ」に来ました。
   
「つむじ」で旺盛に育っていた草木を株分けしたり、「つむじ」に勝手に(自然に)実生で芽生えた木を移植したり。植物の材料費0円でつくった「あそこ」の庭。
「つむじ」と同様、人々を迎え入れるようなイメージで入口に移植した小さかったヤツデも、それらしく立派な役目を果たしているようです。

「つむじ」のキンカンの下が、鳥が糞を落として木々が芽生える大生産地。
マンリョウもそこから数株移植。
キチジョウソウやタマスダレも株分けしてもってきました。

ナンテンもあちこちに生まれやすい木。

「つむじ」では奥の方の人目につかないところに植えてしまったタマアジサイ。
株分けした「あそこ」で、人目に触れるところで玉のような蕾をつけています。

そもそも生命力の強い植物ばかりだったということもあり、
狭いスペースながらも、いい感じの素朴な庭に育ってきました。

小泉道具店から若葉家具へ
2022年07月30日


国立富士見台の「こいずみ道具店」、小泉誠さんのデザインを伝えるお店。
フィカスプミラが二階建の店舗を覆って、園芸雑誌の一面を飾りたいような見事な風景に育っています。
小泉さんとスタッフの皆さんの手入れの賜物。
6〜7年経つでしょうか、ここに小さなプミラのポット苗を一株移植したのは、小林です!
   
さて、
早朝の「こいずみ道具店」集合から、向かった先は広島府中の「若葉家具」
Koizumi Studioによる建築インテリアのリノベーションに合わせて、建築まわりの風景も生まれ変わります。
昨日にランドスケープデザインの提案も概ね了承いただいて、
来春のお披露目に向かって楽しみなプロジェクトが本格スタートしました。

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