小林賢二のしごと

はじまりの広場〜プラタナスの庭
2015年10月29日

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昨日一昨日は広島でした。
広島駅北口に誕生した広島高精度放射線治療センター。エントランス前の、まちにつながる広場のデザインをお手伝いさせていただきました。
ヒポクラテスが、プラタナスの下で医者の仕事をし医学を教えたと言い伝えられているような…1本の大樹の下で人々が寄り添い、心を支え合うようなイメージで描いた広場です。
敷地の南東で真っ先に朝陽を浴びるプラタナスと、その球形の果実をモチーフにした○のシンプルなパターンの中から一つの球体が浮き上がり、そこに集う4つのピース(petal)は、4基幹病院の連携体制、ひいては人と人との連携を象徴しています。
   
昨日の快晴で照らし出された現場では、清々しい空気と明るく朗らかな空間が生み出されたように感じました。
プラタナスが芽吹く春、そして木の生長と共に育まれていく広場の先々が楽しみです。
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