小林賢二のしごと

国立で年末年始
2021年01月01日

上田に帰らなかったのは何年ぶりだろう、久々に国立で年を越しました。
自宅の柚子(ハナユ)とコバノズイナ。
   
10年くらい前の台風で、けっこう太い幹が折れて一部裂けたユズでしたが、接着剤で繋いで固定しておいたら難を逃れて無事に生き延びています。
物置の目隠しに立てたウッドフェンスと、奥を緩やかに遮蔽しながらゲートのような役割も担わせて、大雑把な手入れを施しながら味のある庭の一コマになってきました。
   
小さな一株をアトリエの庭から移植したコバノズイナでしたが、根茎を横に伸ばして広がる性質を生かして、数年かけて建築のコーナー3m巾ぐらいを覆うように成長してきました。
こんな育ち方をする植物の代表選手として、この春に出版予定の監修協力している庭の本に自宅のコバノズイナも載ることに。感慨深いです。
   
庭をつくる楽しみも、経年して増す味わいも、興味は尽きることがありません。
   
我が家に来て30年近くなる家内担当のテーブルヤシも、いつのまにかテーブルには収まらないサイズに成長していました。

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