小林賢二のしごと

リスが棲む公園の隣の住まい
2021年01月20日


今年最初の造園工事は、関本竜太さん設計の横浜の住宅。
冬枯れの寂しい季節に、いつも通り落葉樹中心の庭ですが、
たとえそうでも、、さほどに大きな木をいれなくても、、
植物が増えると魅惑的な光が増える。些細な一コマでもドラマチックな光景が生まれる。
私にとっての庭づくりの基本を再確認の、幸先のいい心地いい現場でした。
   
建物際の限られた緑地スペースで、二階の窓に届くヒョロッとしたアオダモ以外は高木を避けて、マルバノキ、ダンコウバイ、シロモジ、シャクナゲ、ソヨゴといったラインアップ。成長しても3〜4mの高さで収まる木を中心に、先々も程よい手入れで済むような植栽計画です。


▼しぶとく紅葉が残ってくれて有難いブルーベリーと、最近出番が増えてきたシャリンバイの緑

リスに出会える公園を通って帰る、羨ましいロケーションの住まいでした。

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