小林賢二のしごと

冬は石の季節
2021年02月01日


今日は川越氷川神社
今月末に造園予定の現場打合せの折、造園させて頂いたいくつかの庭の状況確認もしてきました。
撮ったのは、それぞれの場の趣をつくっている石のデザイン。
冬は石の季節。
   

参道から境内西の上尾街道まで、木曽石の敷石と景石で修景し直した道。
多孔質でブツブツしてたり独特の風合いの木曽石が、昔からこうであったかのような落ち着いた風景を生み出しています。



那智黒玉石と大磯砂利で水辺のイメージを描いた、昨年末に造園したての「婚礼御用部」の庭
キレイに手入れされて、みずみずしい空気が感じられました。



造園から早いもので4年目の冬になる「旭舎文庫」
黒御影の舗石と砕石を敷いた通り側と、相木石と伊勢砂利を敷いた奥の庭と、表と奥で趣を違えた石の風景。


神社の紙垂(しで)をちょっと意識して並べた二つの石は、表と奥の標(しめ)でもあります。
   

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