小林賢二のしごと

普光明寺寺務棟の庭
2021年02月07日


昨日は埼玉県新座市
関本竜太さん設計の普光明寺寺務棟、建築が竣工しました。
造園は植栽の仕上げの提案がまだこれから。住宅づくりとは一味違うペースで進む関本さんとの協働を楽しんでいる最中です。


白御影の栗石敷きの中に、相木石の景石と六方石の沓脱石、クロマツやキンモクセイ等の元々あった庭の風景の中に一本のイロハモミジとドウダンツツジまでを加えたところ。
端正な建築デザインを支える粋な庭空間が生まれ始めています。
   
割栗石は稲田御影石を使って、この現場のためのサイズ指定で制作してもらいました。

 
長年お寺の庭の管理をされている造園屋さんとの協働もあり、住職夫妻と関本さんと現場で話し合いながらゆっくり進んでいるのが、この現場ならでは。昨日は白い空間を縁取る低木と地被の植栽帯のイメージを話して、これから計画です。
白花が好きというお話を聞いて、最後の植栽提案をあれこれ考えながらの帰り道。アトリエ近くの谷保天満宮の白梅が咲いてました。梅の木にのるニワトリもここの名物。

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