小林賢二のしごと

昭和の庭を、いじらせてもらいました。
2021年06月14日


昨日納まりました大田区池上の庭、昭和初期に建てられた和洋折衷住宅。
10年ほど前に建築の改修を行った関本竜太さん(リオタデザイン)からのご紹介で、今回は庭の改修のお手伝い。
   
やや鬱蒼としていた庭で、先々の手入れの負荷を減らしていくのと、庭での過ごしやすさの改善が狙い。
大和工務店との協働で広々としたウッドデッキを提案し、残す植物と石と持ち込む材料を吟味して、これからの庭の姿を再構成しました。ちょっとした土の高低差で深みが生まれ、元々あった石たちを並べ直すだけで新しい空間が生まれます。デッキに加えて計画した白御影石敷きのテラスが、朗らかな印象の庭に改変してくれたようです。





庭のリノベーションの事例が増えてきました。
計画の機転と現場でのアドリブ力は、今が伸び盛りです◯

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