小林賢二のしごと

ニワナナカマド
2021年06月18日


うちのニワナナカマドが咲くのは11年ぶりです。
    
確か挿し木で育て始めたのが20数年前。2010年まで過ごした最初のアトリエの小さな庭の主役の一つがニワナナカマドでした。
   
▼初代「好日の庭」

2番目のアトリエへの引っ越しの際に、小さな根っこを株分けして持っていったのですが、鉢の中に入れたまま地植えをする場所を思いつかず、そもそも花の咲き始めの美しさ以外に評価が高くなく、そうえいえば仕事で採用したこともなく、小さな素焼きの鉢の中にいること9年間、水だけは絶やさなかった私をほめるべきか、放ったらかしと責めるべきか、評価は難しいところですが、、花を咲かせるほど大きくなれず、伸ばした枝を何度か枯らしながらも鉢の中で踏ん張って生きていてくれました。
   
▼2代目「好日の庭」の北の玄関 左端の鉢がニワナナカマド

今のアトリエに引っ越した一昨年に長年の労に応えようと地植えして、去年はおそらく復活に精一杯で、今年11年ぶりに花を見るに至り。


植物の生命力ってすごいですよね。
という着地でいいのかどうか。
   
梅雨で白花がくすむのが早いのが難。蕾の時が一番キレイです。

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