小林賢二のしごと

好日の庭(アトリエの庭)

光の庭
2014年09月21日

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アトリエ南の庭から西側、駐車場の南に40㎡ほどの緑地があります。もともと無造作に剪定された3本のサルスベリとカキとザクロとシダレモミジがあった空き地のようなスペース。埋もれたゴミを出し、アズマネザサとヤブガラシの根を出来る限り掘り出してから、幾種類もの低木と草花を新たに植えています。
持ち込んだ低木類が成長して、ヤブの状態でこの夏を過してしまいました。蚊の巣窟です。
木の本格的な剪定は、もうすこし先にするにしても、ちょっと減らさないとまずいぞ、と、余分に感じる低木類の枝葉をおもいきり切って、蔓ものを整理して、高木の手に届く下枝も切って、草木の占める密度を下げたら、綺麗な光が生まれました。
   
空間の光は草木があってはじめて観る事ができます。
   
石が、光にやわらかさを加えます。

フイリヤブラン
2014年09月17日

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その丈夫さと安さ故、大雑把に植栽平面図に書き込まれて、大雑把なメンテナンスで植えつぶし的に使われがちなヤブランですが、数株を大事に愛でれば、美しい草姿です。
高そうに見える、と思ってしますワタシの感性はいただけません。

南上する庭 或は道
2014年09月15日

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続、庭の模様替え。
建物西側が、北側の通りから見られる庭(駐車場)。できれば日常的に車を見たくないので一台分駐車場を借りて、遊びの庭の領域を増やしています。
二階へ上がる階段と、南の庭へいざなうアプローチに錆の舗石を斜に飛ばして、バーハーバーとウィルトニーという、匍匐性のコニファーを数株とクサツゲとハランを移植したのが4年前。砂利まじりの土壌の上ですが、やけに元気よく育っているので、ここはコニファーの剪定をしないで、砂利を削って少し客土を入れて、緑の領域を広げる事にしました。いよいよ車は停められません。
   
舗石まわりだけは、耳に髪の毛がかからないような感じでカットしています。
庭は、生き物です。

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