小林賢二のしごと

国立市

国立の古巣
2017年11月24日


苑環境計画
26歳の年の瀬、それまで建築とインテリアを学び携わっていた私が、屋外の空間デザインに強く興味を抱きはじめて、ランドスケープデザインの実務に携わりたいと、門を叩いて開けて頂けた師匠の事務所です。
弟弟子(年上)のピーターが数年ぶりにドイツから来日して、長くお世話になっている建築やランドスケープの先輩と、はじめて会う若手も混ざっての宴。
国立市にある事務所に通うために、職住一致のポリシーに従ってこの街に引越して、27年経ったのか、もうすぐ27年目なのか、、、
風景をつくりだす造園家・彫刻家としての活動の大きな出発点である「古巣」で午後のひと時を過しながら、人生の半分を国立で過している事に気がついた53歳の秋でした。
   
デザイナーとしての出発点は、こちらの古巣↓
剣持デザイン研究所
   
いろいろな所で、いろいろな人に育てて頂いて、少しずつ成長している事を、改めて思い返す今週でした。

「道草のうつわ」一周年
2017年11月11日


   
今日は「道草のうつわ」の店番をしながら、昨秋のオープンから一周年、を過ぎていることに気がつきました。
特にイベントもなく、淡々と不定期営業が続きますが、
営業日も定まらない、辺鄙なところに、足を運んでくれた皆様に感謝しております。
久々にここでのんびりと過しながら、更にスペースのリノベーションを加えて、居心地のいい「うつわ」に育てていこうと思いを馳せた次第。
二年目も、ご期待ください。
   

矢川緑地
2017年04月12日


桜満開の季節は、大概新緑が眩しい季節。
ソメイヨシノのピンクの花だけに覆われる風景と、人ごみが苦手で、、、この時期は自宅(小店「道草のうつわ」)の近くにある矢川緑地に来るとホッとします。ヤナギやハンノキの新緑の中から見えてくる1本、国立で一番好きな桜。
立川段丘を水源として流れる矢川を中心とした湿地帯と樹林地。けっして広くはありませんが、市街化が進む郊外にあって、かけがえのない潤いをもたらしてくれます。
緑地保全地域として、すこしだけ手を加えながら保全されているようですが、もうすこし季節が進み、湿地から生えるハンノキと水の輝きを感じながら木橋を通ると、ランドスケープデザイナーとしての初心に帰るような…心洗われるような…大切な風景です。
今日は、立川警察署での免許更新の行き帰りに立ち寄ってきました。

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