小林賢二のしごと

庭の手入れ

ドウダンツツジの木の下で
2019年04月12日


好日の庭のドウダンツツジ。私がここに来る数十年前から育っていた木。
越してきた頃は、木々にギロチンチョップ的な剪定がされていて、これを気の利いた形に復活させるのが当初からの課題でした。
ドウダンは、3m程の高さがある古木だったので、一先ず上方は健やかに伸ばし、下枝を整理して下に空間を作るように仕立てたら、ドウダンの花を下から眺められるような面白い居場所と景色が生まれました。

長い年月がかかっての仕様ですが、庭は、手付かずの自然とは違う、楽しみ方・世界があるのだと思います。

春の手入れ
2019年04月08日


   
先週は、埼玉の川越と群馬の太田市と、現場仕事が続きました。
写真は、川越の氷川神社の裏手にある「新河岸川の桜」。
   
今年最初の氷川神社参道、街道沿いの植栽お手入れは、満開の桜を見ながらの気持ち良い春の庭仕事。
   
桜に続く花の景を、と上尾街道沿いに植栽したシャガ。
環境に合ったようで旺盛に茂ってますが、少し間引いたり、汚れた葉を除去したり、という手入れをしています。
左半分が手入れ前で、右半分が手入れ後。見違えるようになっていく様子は清々しく、通りかかる人からも嬉しい声をかけていただき、やりがいも感謝の気持ちも湧くような作業でした。

   
雑草や笹の手入れも施した参道も、想い描いた風景になってきています。

ユスラウメとヒサカキ
2019年03月24日


昨日は、都心に出向いての庭の手入れ。
スダジイの大木からモッコク、モチノキ、クロマツ、イヌマキ、ツバキ、ソヨゴ、、と常緑樹が勢揃いの由緒あるお屋敷の庭です。
常緑に囲われた足元にひっそりと育つユスラウメ。おそらく手入れが上手くいってユスラウメへの日照が確保できているようで、花付きも良くなってきました。
   
こちらも手入れの妙味でやけに品のいいヒサカキの開花。
私の庭のそれとは、雲泥の差の趣があります。

PAGE TOP