小林賢二のしごと

News

自然乾燥中
2015年11月03日

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来週金曜日13日オープンの個展に向けて器作りが佳境です。
最後の窯入れ分の「道草の器」。日陰で数日乾燥させたものを天日にあててます。
久々に自分の庭を眺める余裕ができました。いい季節です。
   
下は、「道草の器」自然石バージョン。
道で見つけた草でありませんが、
道すがらの園芸店で見つけた細めのカレックスを株分けして入れてみました。
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庭に丘、ワークショップ
2015年10月31日

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昨日は東村山「つむじ」。年明けオープンに向けて工事が進む現場で、二つの小さな丘を造形するワークショップを行いました。
建築とインテリアを手掛ける小泉誠さんとスタッフの皆さんと、相羽建設の皆さんと総勢20名近いメンバーでの作業です。
3つの建物が配置されるランドスケープの中で、建築の景を支えて繋げる一対の芝の丘。土のふくらみがより魅力的な空間を生み出して、歩く足とまなざしに楽しみを増やします。芝を張って仕上げる丘は屋外のファニチャーとして、子供たちの遊び場としても機能していくことでしょう。
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今春にオープンした伊礼智さん設計のモデルハウス「i-works2015」のテラスからはアプローチの石橋の向こうに見える山の景として描きました。
これから仕上げのデザインを考えて行きます。
私の楽しみも続きます。
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はじまりの広場〜プラタナスの庭
2015年10月29日

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昨日一昨日は広島でした。
広島駅北口に誕生した広島高精度放射線治療センター。エントランス前の、まちにつながる広場のデザインをお手伝いさせていただきました。
ヒポクラテスが、プラタナスの下で医者の仕事をし医学を教えたと言い伝えられているような…1本の大樹の下で人々が寄り添い、心を支え合うようなイメージで描いた広場です。
敷地の南東で真っ先に朝陽を浴びるプラタナスと、その球形の果実をモチーフにした○のシンプルなパターンの中から一つの球体が浮き上がり、そこに集う4つのピース(petal)は、4基幹病院の連携体制、ひいては人と人との連携を象徴しています。
   
昨日の快晴で照らし出された現場では、清々しい空気と明るく朗らかな空間が生み出されたように感じました。
プラタナスが芽吹く春、そして木の生長と共に育まれていく広場の先々が楽しみです。
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